エンジョイバスケってなんだ?
ネットでバスケチームなんかを探してると
「エンジョイバスケメンバー募集!」
「このチームはエンジョイです!」
なんて書いてありますよね。大体こういう場合、「男女や経験に関係なくみんなで楽しくバスケするチーム」だと思います。(このブログもこの解釈でやってます。)
が、実はJBAのカテゴライズだとエンジョイバスケ=女性のみのカテゴリーなんです。(2019年度時点)
なんでですかね?ちょっと納得いかないので深掘りしてみます。
JBAのカテゴリー
まず現在のカテゴリーがどうなってるか確認していきましょう。
1.アンダーカテゴリー
・U12(小学生以下)
・U15(中学生以下)
・U18(高校生以下)
2.一般カテゴリー
・地域(男女16歳以上)
・オープン(男女16歳以上)
・オーバーエイジ(Over-40、Over-50)
・エンジョイ(女性16歳以上)
3.障がい者カテゴリー
・車いすバスケ
・デフバスケ(聴覚障がい者)
・FID(知的障がい者)
こんな感じです。
さて肝心のエンジョイバスケがなぜ女性だけなのか?についてはJBAのサイトでは特に記述は見つけられませんでした。なのでここからは考察になります。
まず注目すべき点は「2018年度にカテゴリーが再編された」ということです。
2018年度以前のカテゴリーを見てみると
・実業団
・クラブ
・教員
・家庭婦人
実業団とクラブはBリーグや地域リーグに変わっていき、教員は意味わからんから消えたんでしょう。
となるとそう、「家庭婦人」が「エンジョイ」へと変更されたと思われます。いわゆるママさんバスケ。
家庭婦人ていかにも前時代的ですし、変更は妥当ですよね。ママさんバスケでプレーきてた選手をいきなり一般レベルでやれっていうのも酷だしエンジョイカテゴリーを用意したことは評価できるのではないでしょうか。
でも男女平等を目指す時代、男性にだってエンジョイカテゴリーを用意すべきだとは思ってます。
結局ムキになる
JBAが「より広く」をビジョンに組み込んでいる以上、やはり男性にもエンジョイカテゴリーを、もっと言えば男女MIXのカテゴリーも作るべきだと個人的には思います。(MIXの場合、身体接触のルールは考えるべきだと思ってますが。)
しかし、男性のエンジョイが難しいのも分からなくはないです。
実体験として、民間のエンジョイ大会(クリスタリアとかフープワンとか)に出ても男性の方が圧倒的に勝負にムキになります。女性に対してフィジカルなプレーをしたり、ファウルギリギリのプレーをしたり…。(傾向としてですよ。全員じゃない。)
となると結局エンジョイカテゴリーなのにガチになったり、勝ちたいがためにレベルを偽ってエンジョイカテゴリーに出たりすることが予想されますよね。
次の改訂で男性エンジョイも?
上記の理由でやはり男性エンジョイの追加にはなにかしら仕組みは必要かもしれませんが、大人になってからバスケを始めた人や色々な理由でオープンレベルでプレーできない人の為にも男性エンジョイのカテゴリーは追加されるべきだと個人的には思ってますがどうでしょう?